病理学講座・病理診断科学専攻では、現在、複数名の大学院生を募集しています。
病理学は他の学問と少し異なり、形態学を観察することから病態を理解し、病態発生の仮説を立て、それを実証していく過程をとります。この形態学の観察を学ぶことは将来の疾患概念構築と診療の方向性を考える上で大きく役に立つと思われます。
これまでも、そして今後も、病理学は診療に最適な疾患分類や基礎研究や創薬につながる病態解明にオリジナル性の高い視点を与え続ける学問です。今後、多くの難治性疾患において、そのbiologyに基づく診療が主体となりますが、その治療方針を決定する分類作成も大きな研究課題の一つです。
是非一度、我々のラボを覗いてみてください。